レンタル農園比較!初心者向け貸し農園の選び方

いま、家庭菜園としての野菜作りに「レンタル農園」が人気です。

レンタル農園を利用すれば、どうやって野菜作りをすすめたら良いか分からない「野菜作り初心者」でも、手軽に畑作業が可能。

はじめて家庭菜園にチャレンジする方でも、美味しい野菜を自分で作ることができますよ^^

このサイトでは、自分にあった貸し農園の選び方人気の農園など、これからレンタル農園を利用したい方向けの情報をご紹介していきたいと思います!

人気のおすすめレンタル農園を比較

まずは、多くの方に利用されている人気のレンタル農園を3つほどご紹介します。

それぞれ特徴が異なりますので、まずは下記のまとめで基本情報を確認し、公式HPで雰囲気を感じてみてください。

手ぶらで行ける貸し農園「シェア畑」

シェア畑バナー
  • 農具・種・苗・肥料も無料で利用可能
  • 水道・トイレ・休憩スペース完備
  • 季節ごとのイベントが充実
  • 菜園アドバイザーによるサポートや講習会があって初心者でも安心

 

メリット
  • 農機具や種・苗も無料で使える
  • 無農薬野菜を自分で作れる
  • 菜園アドバイザーが作業方法などのサポートをしてくれる
  • 食育イベントや写真コンテストなど、体験イベントが充実
デメリット
  • 関東・関西地域しかない(全国で展開予定)
  • サポートが手厚いため、料金は高め
主な地域 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、兵庫県、京都府
料金の目安 平均月額5,000円~8,000円ほど(地域や場所で違いあり)
入会金1万円
公式サイトURL https://www.sharebatake.com/

公式HPはこちら 詳細情報はこちら

有機無農薬の野菜作りを応援「マイファーム」

マイファームバナー
  • 農機具や肥料が無料で利用可能
  • 農園コミュニティに参加して仲間が増やせる
  • 土作りにもこだわれてベテランでも満足できる
  • イベントや講習会が充実

 

メリット
  • 農具や肥料が無料で借りられる
  • 自産自消アドバイザーが野菜作りをサポートしてくれる
  • 有機無農薬野菜を作れる
  • 好きな野菜が作れる
  • 全国110ヶ所展開で、自分にあった畑を探しやすい
デメリット
  • 農薬は使えない
主な地域 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、愛知県、大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県、和歌山県、広島県、福岡県
料金の目安 平均月額4,000円~8,000円ほど(地域や場所で違いあり)
運営費 初年度10,800円(2年目以降3,780円)
公式サイトURL https://myfarmer.jp/

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都市緑化のプロ企業がつくる「まちなか菜園」

まちなか菜園バナー
  • 駅チカ・駅直結の屋上菜園でアクセスが良い
  • 農具・種・苗・肥料は無料で利用可能
  • 土が少なくオシャレな作り

 

メリット
  • 屋上菜園がほとんどなので、泥汚れが少なくてすむ
  • サポートスタッフが定期的に訪問してくれる
  • 野菜の種類は年2回約50種類から選べる
デメリット
  • 全8ヶ所と畑が少ない
  • ビルの屋上にある場合が多いので駐車場がない
主な地域 全8ヶ所
料金の目安 年額50,000円〜(地域や場所で違いあり)
公式サイトURL https://www.machinaka-saien.jp/

公式HPはこちら 詳細情報はこちら

シェア畑はなぜ人気?その理由とは?

上記でご紹介したレンタル農園のなかでも、一番の人気は「シェア畑」です。

畑経験がなくても美味しい野菜を作れると人気の理由を、ここからご紹介していきます。

プロが作業方法を教えてくれる

シェア畑には「菜園アドバイザー」と呼ばれるサポートスタッフがいて、常駐ではないものの「週に4〜6日」勤務しています。

彼らが野菜作りのアドバイスから作業方法などの実践的なことを教えてくれますし、実演付きの講習会も開いてくれます。

この様に、初心者でも野菜作りを失敗しないための充実したサポートを受けらるのが、シェア畑の嬉しい特徴です。

手ぶらで畑作業ができる

シェア畑には、農業に必要な農機具がほぼそろっています

クワやスコップ、ハサミや支柱などから、虫の侵入を防ぐ防虫ネットまで、農作業に必要な道具があらかじめ用意されていて、自由に使うことができます。

※大きな農機具はそもそも必要ないため、ありません

また、適切な肥料も数種類用意されていて、初心者が手ぶらで訪れても畑作業ができるようになっています。

トイレや休憩スペース、水道も設置されていて、その場で野菜を収穫して食べることも可能。

子供を連れての作業や定年後の楽しみとしても利用しやすいレンタル農園として、シェア畑はとても評判が高いです。

好きな野菜作りができる

畑初心者にとっては、「季節ごとにつくれる野菜はどれなのか?」など、植える野菜について分からないことも多いでしょう。

その点、シェア畑では自分の要望にあった作付け計画に基づき、種や苗を無料で用意してもらえます

好きな野菜を好きな時に作れるわけではありませんが、その土地でその季節にあった、病気や虫に強い品種を用意してもらえるのは、非常に助かりますね。

自分で作った野菜が食べられる「食育体験」ができる

安全で美味しい野菜を自分で作り、そして調理して食べることができる「食育」の考え方は、今非常に広まっています。

シェア畑で作れる野菜は化学農薬を使用しない無農薬なので、その場で丸かじりが可能。有機質肥料も用意されているので、化学肥料を使わない自然の力を利用した野菜づくりも体験できます。

土に触れ合う機会が少なくなった子どもたちにも、安心して作業のお手伝いをしてもらえますよ!

イベントも充実している

シェア畑では、納涼祭や芋掘りイベントなど季節に合わせたイベントが開かれたり、採れた野菜の写真コンテストがあったりと、体験型イベントも数多く開かれています。

畑を借りる前には無料見学会に参加して、実際に畑を見てから決めることもできますよ。

シェア畑の公式HPをチェック!

初心者が貸し農園・レンタル農園を選ぶ際の注意点

初めての人でも野菜づくりを始めやすいレンタル農園ですが、選ぶ際にはいくつか注意しておきたいポイントがあります。

申し込みする前に良くチェックをして、トラブルを防ぎましょう。

貸し農園と市民農園の違いとは?

一般の人が借りられる畑は、おもに下記の3種類です。

  • 貸し農園・レンタル農園
  • 市民農園
  • クラインガルテン(滞在型市民農園)
それぞれの違いを見てみましょう。

貸し農園・レンタル農園

貸し農園・レンタル農園は一般企業が経営をしていて、農地や休耕地を取りまとめ、小さく区画割りをして一区画ごとに借りたい人に貸出をするサービスです。

多くの場合1年毎の契約になり、基本的には空きがあればいつでも申込みが可能で、すぐに畑を始めることができます。

サポートスタッフがいて作業方法を相談できたり、農機具や種・苗の提供もあるなど至れり尽くせりなサービスが特徴です。

トイレや水道があり、駐車場完備など条件もそろっていますが、その分利用料は高めです。

市民農園

市区町村が取りまとめをしている貸し農園で、農家が市民農園として市区町村へ申請をすることで、区画を提供することができるようになっています。

設備の整った公営の農園もありますが、トイレや水道、農具の保管施設などは必須項目ではないため、農園によってサービスやサポートにばらつきがあります。

サポートスタッフがいる農園もありますが、常駐していないことも多いです。

申込みをする場合は、年に1回市区町村の広報誌などで募集されるので、希望する市区町村の公式HPなどをチェックしておきましょう。

農機具は自分で用意する必要があり、その分利用料金は安い場合が多いです。

クラインガルテン(滞在型市民農園)

クラインガルテンとはドイツで盛んな農地の賃借制度のことで、日本では日帰り型の「市民農園」と「滞在型市民農園」があり、市区町村が運営していることが多いです。

滞在型では敷地内に家屋があるので、別荘やセカンドハウス感覚で借りる人やグループで借りる人もいます。

プチ田舎暮らし・スローライフをしてみたい人に最適で、年間利用は40万円前後です(地域によって違いあり)。

自分の条件にあった畑を借りよう

畑を借りて野菜づくりをするためには、自分がどのような条件で畑を借りて作業したいのか、まずは確認しておきましょう。

  • 農機具は借りられるか
  • 相談できるスタッフがいるか
  • 設備の充実度
  • 毎週行けない場合は世話をしてもらえるか
  • 車で行けるか(駐車場はあるのか)
  • 有機栽培ができるかどうか
  • 作りたいものが実際に作れるのかどうか
畑ごとに料金や設備情報が異なる場合が多いので、公式HPに掲載されている情報をしっかりと確認することが大切です。

詳しくは、こちらの記事で解説しています。

体験農園はどこがいい?あなたの目的にピッタリの選び方、教えます>>

料金だけで決めてはダメ!畑を借りるメリット・デメリット

個人で畑を借りる場合には、料金だけで借りる場所を決めてはいけません。

その理由をご紹介します。

シェア畑やマイファームなどのレンタル農園は料金が高い?

先にご紹介したレンタル農園の「シェア畑」や「マイファーム」などは、サポートが手厚く、無料で利用できる道具や施設もしっかりとしています。

その分が利用料金として高く設定されているので、料金よりも条件が大切と考える方には、レンタル農園がおすすめです。

  • 道具をそろえずにすませたい方
  • 手軽に畑を始めたい方
  • 農作業のプロに相談しながら畑を始めたい方

このような方は、レンタル農園をおすすめします。

シェア畑vsマイファーム!民間の人気レンタル農園を比較してみました>>

市民農園は安いけれどトラブル対応に困る場合も

市民農園は市区町村が取りまとめているため、市民サービスの一環であることもあり利用料金が安いのが特徴です。

市区町村や法人が運営している農園は施設や道具が充実している場合も多く、こうした市民農園を借りることができれば、かなり安く畑を始めることができます

ただ、通いやすい場所にある畑がそういった条件を備えているとは限らないので、一般的な市民農園ではサポートがあまりない場合も多いようです。

道具をすべて揃える必要があったり、うまく野菜が育たなかった場合などは、かえって高くついてしまう場合もあります。

また、隣の畑の利用者とのトラブルに対しても個人管理を求められることもあるので、注意が必要です。

  • ある程度の農業知識がある経験者の方
  • 道具も揃えて長く畑を維持していきたいと考えている方

このような方には、市民農園もおすすめできます。

市民農園でトラブルにならないために注意すべき6つのポイント>>

初心者は手厚いサポートがあるレンタル農園がおすすめ

まだ農業に必要な道具がそろっていない方や、畑で何を作ろうか迷っている方など、農業初心者であれば、手厚いサポートがそろっているレンタル農園をおすすめします。

農機具は借りられますし、季節に合わせた季節の野菜を提案してもらえます。

サポートスタッフが育て方を教えてくれたり、講習会を開いてくれるのも、レンタル農園の特徴です。

始めたいと思った時にすぐ無料体験を申し込めるのも、レンタル農園の良いところ。詳細については、こちらの記事でまとめています。

週末プチ農業始めませんか?体験農園でやることや提供サービスを紹介>>

まずは体験しよう!シェア畑の無料見学体験の申込み方法

実際にシェア畑の様子を知るためにも、まずは「無料見学体験」をしてみましょう。

無料見学体験はそれぞれの畑で実施されていますので、公式HPから検討対象の畑を選び、実際に見学申し込みをしてみましょう。

無料見学体験の申込み方

シェア畑の見学予約手順1

見学してみたい農園を表示したら、「詳細をみる」ボタンをクリックします。

シェア畑の見学予約手順2

見学カレンダーをチェックして、見学可能な日を選び「無料見学予約」ボタンをクリックします。

シェア畑の見学予約手順3

カレンダーには予約可能な日に◯がついています。

希望日と時間をチェックしたら、申込みフォームに必要事項を入力していきます。

シェア畑の見学予約手順4

必要事項の入力ができたら、最後に「見学を予約する!」ボタンをクリックして、申し込みしましょう

まずは実際に見て、体験して、レンタル農園で野菜づくりをするイメージを膨らませてみてください。

シェア畑の
無料見学体験を申し込む